カタログから最適な厨房排水管を選べる
飲食店の厨房をはじめ、食品加工工場やお弁当製造工場などでは食材のカスが含まれた排水を流すことになる、これをそのまま下水に流すことはできないためカスを取り除くための設備に送り、処理した後に下水に流すといった仕組みになっているといいます。
このパイプは厨房排水管と呼ぶものになりますが、富士化工株式会社には排水用富士GRPパイプと呼ぶ商品を用意しており、公式サイトでダウンロード可能なカタログから自社工場やお店に最適な厨房排水管を見つけることが可能です。
排水用富士GRPパイプは、使用温度がマイナス10度から100度まで、常用圧力は無圧で口径は40から200Aなどのスペックを持つもので、耐食性に優れているなどの特徴があります。
公式サイトでは、この商品は研究所・食品工場・厨房・病院・製薬工場などの設備に利用できることや薬液排水管や高温排水管などの用途で使えることが明記してあるため、厨房設備で利用できることがわかります。
富士化工株式会社の排水用富士GRPパイプは、強化ポリプロピレンの二層構造になっているものです。
この二重構造は内側がポリプロピレン樹脂で、外側にはポリプロピレン樹脂にガラスを混ぜたものを使っているなどの特徴があります。
樹脂材料にガラスを混ぜることで耐久性が向上するため、外部からの衝撃に強いパイプにすることができるわけです。
ガラスは繊維状のものが採用されており、高強度であると同時に熱膨張係数が小さいなどの特徴を持ちます。